世の中にはフランチャイズと呼ばれるものが存在していますが、このフランチャイズと言うのは直接そのお店を本部が統括するものではありません。
一応は本部も統括しているわけですが、それぞれオーナーが存在するわけです。
直営店と呼ばれるものもありますが、これはフランチャイズとはもう逆の概念といえます。
つまり直営店の場合には、1つの本部がありそこにオーナーがおりオーナーが全てを支配しているような形です。
フランチャイズは非常に便利な仕組み
このように考えると、フランチャイズと言うのは非常に便利な仕組みであることは間違いありません。
しかも権利金を支払うと言う意味において、本部は儲かる仕組みを採用しています。
これが広まったメリットは、権利金をもらえることに関しては本部が儲かるわけですが、一方このフランチャイジー側になるとすればそれなりのお金も入ってくると言うことです。
権利金を支払わなければいけないと言う問題はあるものの、その反面としてお金を支払う対価としてたくさんのお金が入ってくると言うことです。
このように考えると、非常にメリットが多いかもしれません。
大抵の場合、例えばお店を開いても初期の段階でお客さんが来ると言う事はあまりありません。
身内などが来るかもしれませんが、それでも客足が最初から非常に優れていると言う事は無いわけです。
弁護士でもフランチャイズ化している
最近は、弁護士でもフランチャイズ化していると言われています。
それぞれが個人で事業を行っていますが、法律事務所の名前を貸してくれることで、これによりいきなり収益を上げることができるかもしれません。
例えば雑誌やテレビなどで宣伝をしている場合には、その法律事務所は最初から有名な状態なわけです。
この有名な名前を借りることにより、お金が入る可能性もあります。
弁護士といえども、初期の段階からいきなりお客さんがついているわけではありません。
たいていは、居候時代にお客さんをつけて行き独立するときそのお客さんを自分がもらうと言う形になります。
しかも最近は、たくさんの法律事務所があり、大きな所も存在するためなかなか個人でスタートしても勝ち目はありません。
このような時、この仕組みを利用することで最初から利益を伸ばすことができます。
法律に詳しいこととお客さんの心をつかむ事は全く別
それが伸びるかどうかは、最終的に自分の技量と言うところになるかもしれません。
法律家として重要なのは法律を扱う事は当然ですがやはり人間を相手にする仕事と言うことです。
この点を勘違いし、法律の勉強ができればたくさんのお金をもらうことができるあるいは稼ぐことができると考えている人もいるわけです。
ですがこれは大きな間違いと言わざるを得ません。
なぜなら、法律に詳しいこととお客さんの心をつかむ事は全く別だからです。
法律家である以上は法律にある程度詳しいことが必要ですが、いわゆる学校の成績で1番を取ったとしてもお客さんの心をつかむことができるわけではありません。
これは学校の先生なども同じですが、学歴の高い先生が生徒に好かれているわけでは無いわけです。
学生時代に人気のあった先生は、実は一流大学を出ているかと言えばそのような事はありません。
つまり勉強ができるかどうかと人に好かれるかどうかは別の問題になります。
能力の高い弁護士に顧客がつくとは限らない
この点に関して初めて気がつく人もいれば最初から気がついている人もいます。
初めて気がつく場面とは、やはり自分は能力が高いので先生になったものの実際に弁護士の先生として活躍できないと痛感した場合です。
このような状態の時は、やはり精神的に不安定になっている可能性も少なくありません。
いろいろ模索しながらようやく自分の実力のなさに気がつきます。
この点で改善できれば良いですが改善できない人もいるわけです。
例えば勉強ができる法律家というのはたくさんいます。
大抵の人は、子供時代から優秀で頭の良い子供だったかもしれません。
それが自分のプライドと考え仕事をしますがどうもお客さんが逃げてしまうわけです。
自分は能力がある人より優れているはずなのになぜお客さんが逃げてしまうのかといった問題点もありますが、この点になかなか気がつかないわけです。
フランチャイズに加盟していたとしても結局は自分次第
ですが気がつく人は、最終的に自分の能力は法律的な能力だけでなく人に好かれるあるいは1を引っ張る力などの能力が大事だとわかることになります。
つまり、いくらフランチャイズに加盟していたとしても、自分自身の能力が発揮できなければあまり意味がないことになります。
最初のうちは看板の影響で多くのお客さんが来るかもしれませんが、時間とともにそれがなくなっていく可能性は高いです。
このように考えるならば、できるだけ早い段階で現実に気づくことが必要です。
そして改善をすることもなかなか大変です。
大の大人ならばなかなか改善をする事は抵抗があるかもしれませんが、この点は頑張って改善できるようにしましょう。
まとめ
もしこれができれば、その人は非常に広く活躍できる法律家になります。
時間はかかるかもしれませんが、それを目指して頑張るしかありません。
