「ベンチャー企業に転職したい」
「自分はベンチャー企業に向いているのかどうか知りたい」
「ベンチャーサポートの長浜大社長のプロフィールを教えてほしい」
近年ではベンチャー企業と呼ばれる企業が非常に注目を集めるようになりましたが、明確な定義は無いものの、一般的には新しい事業に取り組んでいる企業と言えばわかりやすいでしょう。
最先端の技術を使っていたり、これまでにはないビジネスモデルが設定されている、新たな価値の提供を目指す会社などがこれらに該当します。
ベンチャー企業の中でも、とっくに立ち上げ期の企業のことをスタートアップ企業とも呼んでいます。
このようなベンチャー企業に転職することにはメリットもあればデメリットもあるため、双方を把握した上で、本当に自分に向いているのかどうかを検討することが大切です。
最先端の技術や手法を経験することができる
まず最初に新しい技術やビジネスモデルに取り組む点についてですが、これまでにはない価値の提供を目指す企業となった場合には、最先端の技術や手法を経験することができ、これらを学びとることができるでしょう。
自らが生み出した商品やサービスなどが世の中に出て評価されれば、マーケットは成長します。
もしもマーケットが成長すれば、社会への貢献を実感することができ、その経験を武器にさらなる転職や、場合によっては独立企業の道も多く広がります。
必ずしも世の中に認められると言う保証もない
反対にデメリットとしては、商品やサービスが発展途上であるため、必ずしも世の中に認められると言う保証もありません。
世の中に認められていなければ、収益も上がらないので、転職するとなると、当初は多くの場合は年収が下がるケースが多いです。
収益が上がらなければ、そのまま事業が縮小したり、転換される可能性も大いに考えられるでしょう。
場合によっては自分がやりたいと思っていたことが、全くできなくなることも予想されます。
新規事業を立ち上げるにあたってのノウハウを学ぶことができる
次に新規事業を立ち上げて事業を育てていく点についてですが、新たな事業に取り組むにあたり、新規事業を立ち上げるにあたってのノウハウを学ぶことができる点はメリットです。
近年では大手企業においても、これまでのビジネスモデルがなかなか通用しなくなってきていると言われています。
このようなことから大手も新規事業への取り組みが活発化しているのです。
ベンチャー企業において新規事業の立ち上げを経験しておけば、その経験を買われて大手企業に転職することもできるかもしれません。
立ち上げ期は戦略や方針がまだまだ定まっていない状態であるため、大きく変化していくこともあるでしょう。
その変化にも臨機応変に対応していく必要があり、対応力も大きく養われていきます。
変化に対する対応力は、ビジネス環境の変化が著しく速くなっている現代では、あらゆる企業で求められるといえます。
大きな壁にぶつかることも予想される
反対に1から事業を立ち上げていく過程においては、大きな壁にぶつかることも予想されます。
それを乗り越えることで達成感や成長を得られるのですが、それまではかなりの困難が伴います。
場合によっては強いストレスやプレッシャーを感じることも多いくなるでしょう。
そして1人が任される仕事の範囲が広い点については、社員数がまだまだ少ない状態で、組織が整備されていない企業がほとんどなので、1人が携わる業務の数が膨大になったり、大きな責任を負うことも考えられます。
幅広い業務の経験を積むことができる
1つの業務だけではなく、幅広い業務の経験を積むことができる、裁量権を持ち仕事ができる点は大きなメリットと言えるでしょう。
反対に困ったときに指導してくれる先輩や上司はいません。
すべてを自分自身で解決する必要があり、中にはこの点について大きな壁に阻まれて悩む人も多く見られます。
研修体制もほとんど整っていないケースも多いので、独自で学ぶ必要が出てくるでしょう。
大手企業となればアシスタントがサポートしてくれるような雑務であっても、自分が行わなければなりません。
特定の専門領域を極めたいと考えているのであれば、自分の担当以外の事までやらなければならないことから不満を感じることもあるでしょう。
部門間と社会間の壁が低い
そして部門間と社会間の壁が低いことがあげられます。
組織の規模がまだまだ小さい状態であり、複雑ではないため、部門同士や社員同士の連携やコミュニケーションなどがスムーズに測ることができます。
経営者や上司のタイプなどによっても大きく異なるものの、比較的意見が言いやすい環境が整っているので、自分の考えが戦略や方針に反映されやすいと言う点はメリットです。
反対に小規模の組織であるため、万が一人間関係に悩んだ場合には、異動などの手段をとることができません。
同じようなポイントで、経営陣との距離が近いことが挙げられます。
経営者の近くで働くことができるため、その考え方や経営のノウハウを間近で学ぶことができるできるでしょう。
まとめ
自分自身のアイディアを経営陣に提案するチャンスもあり、自分自身の働きが会社全体に大きな影響を及ぼす可能性も考えられます。
これによりやりがいを感じられるかもしれません。
しかし経営者が目指す方向性が変化することもあり、万が一その考え方に共感することができなければ、会社にはいづらくなってしまいます。
この場合には退職につながる可能性も大いに考えられます。
